Schedule
1月 3日 (金)
12月 26日 (木)
12月 21日 (土)
12月 14日 (土)
12月 12日 (木)
12月 8日 (日)
11月 30日 (土)
11月 24日 (日)
11月 23日 (土)
11月 21日 (木)
11月 15日 (金)
Quena, Zampoña, Guitar, Vocal / Composer
Profile
ケーナ奏者。さらにサンポーニャ、ギター、ヴォイスを自在に操り作曲作品も多数、フォルクローレのリズムにも精通している。
ボリビアの民族楽器ケーナの魅力はふくよかで深くどこまでも突き抜けていく音色とダイナミックレンジの広さ。一方で素朴な構造ゆえ音程が不正確で半音や転調の操作が非常に難しく、楽器の魅力と正確性および操作性を両立することは至難の業とされてきた。
山下はこの課題に正面から向き合い、楽器の魅力を犠牲にすることなく最大限に引き出しながら、立ちはだかる問題点を突破し、豊かな表現力・音楽性を獲得することに成功した。
この成果は世界でも類を見ない。
このようにケーナをローカルな音楽を演奏する民族楽器からあらゆる音楽を演奏するユニバーサルな楽器へと昇華させる活動は南米でも評価され、2015年に自身のバンド「Tierra Cuatro」が南米ツアーに招聘された。
その楽曲と演奏はケーナ音楽の新たな歴史の扉を開くものとして、また、技術を技術として終わらせない、人間の心を打つものとして現地で熱狂的な称賛を受けた。
フォルクローレを日本の音楽家たちに伝え、日本発のモダンなフォルクローレが生まれる土壌を築いていることも功績の一つである。
彼の前人未到の領域への挑戦は可能性と希望に満ち、その全身全霊の姿は聴衆に勇気を与え続けている。
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19歳でデビュー。南米に渡り、現地でライブやレコーディングに参加。フォルクローレの真髄に触れる。
これまでに8枚のリーダーアルバム、2枚のDVDをリリース。アルバム『Tierra』でビクターよりメジャーデビュー。「単なる民族音楽という枠を超えた普遍的な魅力に満ちている」(CDジャーナル・レビューより抜粋)、「南米の素朴な笛ケーナを様々な笛の美質をミックスした普遍的な楽器に変貌させる奏者」(管楽器専門誌「Pipers」より抜粋)と評されている。
2018年には洗足学園音楽大学ワールドミュージックコース講師に就任。日本の音楽大学で初めてケーナとサンポーニャおよび南米フォルクローレの講師となる。
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1976年 東京生まれ、埼玉県狭山市で育つ。幼少期よりジャンルを問わず様々な音楽を聴き、山野で遊びまわり泥だらけになりながら過ごす。小学生から高校生にかけてバイオリン、ピアノ、声楽など多くの楽器に触れるがどれも挫折する。
1993年 16歳。幼少期から聴いていて、かねてからその音色に魅力を感じていたケーナを始める。
1996年 日本のフォルクローレグループ「グルーポ・カンタティ」でデビュー。以後、毎年南米にも渡り、現地でライブやレコーディングに参加。グルーポ・カンタティでは3枚のアルバムに参加。
2005年 アルゼンチン人ギタリスト、アリエル・アッセルボーンとのデュオでアルバム『Free Talk』を発表。
2006年 グルーポ・カンタティを脱退。ソロ活動を始める。
2007年 共演者も無く、ほとんど演奏をせずに過ごす。時間と情熱だけはあるのでひたすら作曲をする。
2008年 山下Topo洋平1stアルバム『One day One life』を発表。
2009年 バイオリン会田桃子、ギター智詠とフォルクローレユニット「とぽけろっちぇ」結成。
2010年 「とぽけろっちぇ」のアルバム『とぽけろっちぇ』を発表。ピアノ上野山英里、ギター小畑和彦、パーカッション海沼正利とケーナを中心としたインストルメンタルバンド「Tierra Cuatro」を結成。
2011年 山下Topo洋平2ndアルバム『Topo Quartet』を発表。
2012年 Tierra Cuaro1stアルバム『Tierra』を発表。
2013年 ギター鬼怒無月、ピアノ上野山英里とプログレッシブフォルクローレを標榜するバンド「ARCANA」を結成。
2015年 Tierra Cuatroがボリビア最大のジャズフェスティバルから招待を受け南米ツアーへ。ボリビアとアルゼンチンの聴衆を熱狂の渦に巻き込んだ。1stアルバム『Tierra』ボリビア盤をリリース。オーチャードホールにてヤマハ・ガラ・コンサートに出演。
2016年 Tierra Cuatro、ソールドアウトとなっていたアルバム『Tierra』をビクターから再販。メジャーデビューを果たす。南米ツアーのドキュメンタリー&ライブDVDも発売された。ARCANAのアルバム『The Fool』を発表。
2017年 Tierra Cuatro 2ndアルバム『遠くから遠くへ』を発表。
2018年 洗足学園音楽音楽大学ワールドミュージックコースの講師に就任。日本の音楽大学で初めてケーナ、サンポーニャおよび南米音楽の講師となる。
2019年 参加バンド「助川太郎Group」のアルバム『歓びの人生』を共同プロデュースにより発表。南米フォルクローレ弾き語りミニアルバム『山下Topo洋平 Solo Works1 – 南米フォルクローレ弾き語り -』をリリース。
2020年 アメリカ、ニューヨークで公演。日本ではケーナのための楽譜集『Quena Songs ケーナのための南米名曲集』を5巻一挙に出版。
2021年 放送プラットフォーム「シラス」でチャンネル『山下Topo洋平のHappy New Moment』を開設。配信シングル『穴の空いた満月』で参加バンド「Project QuO」が日本コロムビアよりメジャーデビュー。
2022年 ピアノとのデュオによる全曲オリジナルのアルバム『KOKOPELLI』をリリース。
スタジオワークとしては、ゲーム『FINAL FANTASY Ⅶ REBIRTH』、NHKスペシャル『食の起源』、NHKドラマ『わげもん』、アニメ『ラブライブ!スーパースター!!』『魔法使い黎明期』『怪物事変』、特撮ドラマ『ウルトラマンタイガ』、アーティストサポートは森口博子、DEENなど、様々な作品に参加している。
カラダが聴きたい。ココロ、動きたい。
Lesson
ケーナ、サンポーニャ、フォルクローレギター
それぞれの楽器を身体の一部として扱い、自然に歌えるように身体の使い方を具体的にレクチャーしていきます。
45分コース 1回4,000円/60分コース 1回5,000円
オンラインレッスンも行っています。グループレッスン、アンサンブルのレクチャーも可能です。詳しくはお問い合わせください。
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